問題のあるアートメッシュでのクリッピングのマスク指定

報告の際には、必ず以下の項目をご入力ください
【Cubism Editorのバージョン】Cubism Editor 5.2.02 , Cubism Viewer 5.2.02
【OS名・バージョン】Windows11 Home
【機種名】Inversenet Inc. FRONTIER
【CPU】13th Gen Intel(R) Core​:trade_mark: i7-13700F 2.10 GHz
【グラフィックボード】NVIDIA GeForce RTX 4070 Ti
【メモリ】32.0 GB
【原画制作ソフトウェア】CLIP STUDIO PAINT PRO Version 2.0.6
【ご利用中のモニターの台数】2台
【不具合の状況】
・どんなことが発生したか、その手順
Cubism Editor 5.2.02にて、下部に「ArtMesh54がマスクですが、対応するパラメータの最大値や最小値にキーフォームが存在しません(クリックで詳細)」と出ます。
クリックすると「問題のあるアートメッシュでのクリッピングのマスク指定」「出力されるマスクの状態に問題が見つかりました。使用されるマスクが出力されるように書き出し設定を指定してください。また、パラメータの最大値や最小値にキーフォームが存在しない状態のアートメッシュをマスクに使用すると、実機上で想定しない表示になる可能性があります。」とのポップアップが出ます。
しかし、
1.上限と下限は設定されている
2.アートメッシュは表示されている
状態で、何にエラーが起きているかわかりません。この影響か、Cubism Viewer 5.2.02でmoc3を読み込んでも何も表示されません。

・どんなモデルを使用したか、サンプルモデルでも発生するか
自作モデルを使用しています。サンプルモデル 虹色まおや他の自作モデルでもCubism Viewer 5.2.02で表示させることができます。

いつも弊社製品をご愛顧くださりまことにありがとうございます。
Live2Dスタッフでございます。

ご不便をおかけしており誠に申し訳ございません…
詳しくお調べいたしますので、以下のものをアップロードページからお送りください。

アップロードページ

お手数をおかけし申し訳ございませんが、ご連絡をお待ちしております。

対応ありがとうございます。

アップロード完了しました。

Cubism Viewer 5.2.02ではスクロールするとモデルが表示されるようになりました。

ご返信が遅くなってしまい誠に申し訳ございません。
データをお送りくださり誠にありがとうございます。
ただいま調査を行っておりまして、もうしばらくお時間をいただけますでしょうか。

引き続きご不便をおかけしており申し訳ございませんが、宜しくお願いいたします。

引き続きご不便をおかけしており、ご連絡が遅くなってしまい誠に申し訳ございません。
詳しくお調べした結果をご報告させていただきます。

【仕様のご説明、対処法について】
クリッピングマスクとして設定されたアートメッシュにおいては、

  • アートメッシュ自身のパラメータ
  • 親パーツ(およびその上位の親パーツすべて)のパラメータ
  • 親デフォーマのパラメータ
    の最大値と最小値にキーフォームが設定されている必要があります。

今回のshironoさまのモデルの場合ですと、
「親デフォーマのパラメータ」の最大値にキーフォームが設定されていないケースのようです。
「通常口の表示」デフォーマの「口差分」パラメータの最大値にキーを追加していただければ、
ポップアップの警告がなくなりますのでお試しくださいませ。
こちらは仕様でありエディタやデータの不具合ではないことが確認できましたので、ご安心くださいませ。

【問題点について】
「ArtMesh◯◯がマスクですが、対応するパラメータの最大値や最小値にキーフォームが存在しません(クリックで詳細)」
というメッセージの文言や、クリックして表示されるダイアログのメッセージの内容、公式マニュアルの内容等が
上記の仕様について説明が不足しており、ユーザ様にとってとても不親切なものであるため
今後順次改善を検討してまいります。
ご不便をおかけしてしまい誠に申し訳ございません…

また、上記のような仕様であることを、大変お恥ずかしながら私共サポートスタッフも把握できておりませんでした…
解決までに長いお時間がかかってしまい誠に申し訳ございませんでした。