UnityでAudioSourceのpanStereoを1にするとリップシンクしなくなる

Cubism SDK トラブル報告
1

【Cubism SDKのバージョン】Cubism 5 SDK for Unity R3
【OS名・バージョン】Windows11
【機種名】ROG Zephyrus G14
【CPU】AMD Ryzen 9 7940HS
【グラフィックボード】NVIDIA GeForce RTX 4070
【メモリ】32GB
【開発使用ツール】Unity 2022.3.21f1

【不具合の状況】
お世話になっております。
UnityでのAudioSourceからのリップシンクに関する不具合報告です。

ボイスのAudioSourceの「panStereo」の値を「1」に近づけるほどリップシンクの出力が弱くなってしまう現象が発生しました。
「1」ぴったりにすると、リップシンクが完全に動かなくなってしまいます。

SDKのサンプルプロジェクト内の公式モデル「こはる」にリップシンクのコンポーネントをAddし、Unity再生中・ボイスループ再生中にInspectorからpanStereoの値を変えると不具合が再現しました。
panStereoを「-1～0」にした場合は不具合は発生しません。

また、自作Unityプロジェクトにて、C#プログラムからpanStereoの値を書き換えても不具合が発生することを確認しております。

必要であれば不具合が再現するプロジェクトの送付も可能ですので、お手数ですがご調査いただくことは可能でしょうか。

2

@cucu 様

いつも弊社製品をご愛顧くださり誠にありがとうございます。
Live2Dスタッフでございます。

SDKのサンプルはシンプルな構造で実装しており、panStereoの値を操作することを想定しておりません。
Cubism SDK for Unityの音声からのリップシンクを行うサンプルでは、再生されている音声の波形を AudioSource.GetOutputData() 関数を用いて取得しています。

こちらの関数は、第二引数に渡す値によって音声の左右のどちらを取得するかを決められ、サンプルでは0を渡して左～正面を取得しています。

ユーザ側で、こちらと同様に正面～右の波形を取得して左右の値からリップシンク用の値を計算するようカスタマイズすることで解決できる可能性がございます。

よろしくお願いいたします。

「いいね！」 1
3

ご回答いただき誠にありがとうございます。
ご教示いただいたおかげで、独自にプログラムをカスタムしてリップシンクを反応させることができました。
お忙しいところご対応いただき、大変助かりました！